yashinoevskiiさん: こちらがその文章になります。

yashinoevskiiさん: こちらがその文章になります。

質問文

yashinoevskiiさん:

こちらがその文章になります。 Such a text attains power precisely because its author has managed to suspend momentarily his or her own perceptions so as to anticipate and take into account objections and alternative constructions-not those of straw men, but those that truly issue from the rival's position, understood as sensitively and stated as eloquently as the rival could desire.
以前とても丁寧な解説を頂き、納得できる解釈に辿りつけましたが、もし違った解釈がありましたら参考にしたいのでお聞かせいただければと思います。

よろしくおねがい致します。

回答

この英文について回答者の san_francisco さんが次にように書いておられます:

> ① のthose はobjections and alternative constructions だと思いますが、②の those は「人々(=立派な学者)」の意味だと思います。that ~ 以降は、その ②のthose を修飾している関係代名詞節で、understood と stated の主語もその ② のthose であると思います。

僭越ながら、この解釈は無理だと思います。

①、②の those というのは、それぞれ、ダッシュのあとに現れる最初と2番目の those のことですが、このように並列された二つの those が別々のものをさすと考えるのはちょっと強引な解釈で、首肯できるものではないと思います。

二つの those はともに"objections and alternative constructions"を指す代名詞と考えるべきです。

私の解釈は:

「そのような論考が説得力を獲得するのは、相手の反対意見や別の解釈("objections and alternative constructions"を予測し("anticipate")し、斟酌する("take into account")するために、しばし自説を保留する("suspend")することができたという、まさにそのことによるのだ」

・・・ここまでがダッシュの前までの、私の解釈です。

ダッシュ以下は次のような意味です:

「(その反対意見や別の解釈というのは)架空の人間のものではなくて、まぎれもなく好敵手たる相手の立場から発せられるもので、しかも、相手が望みうる最高の入念さで解釈され、相手が望みうる最高の雄弁さで論述されたものである」

・・・客観的な論考というのは、自説を一方的に述べ立てるのではなくて、それをいったん引っ込め、相手の対場に立って徹底的に考え抜き検証を重ねた挙句、それでも、自説の優位性を立証できるようなものでなくてはならないと、筆者は力説しているようです。

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